野菜ソムリエイベントで東小金井駅近くにある通称金ちゃん農園へお邪魔しました。
野菜を使う・食べる方は馴染があるものの、育てる事には全く無縁で、課題のレタスも枯らしたトラウマを抱えている私は今回の参加を通じて、プロに任せるべき、と内容の深さに驚愕しました。




「楽しく知ってほしい東京の農業」復活第1弾~知ることで応援するカタチが見えてくる~
高橋金一さんの畑で座学、畑見学とお昼ごはん。
お昼ごはんはパリタリーさんのお弁当
畑で取れた野菜を使った「スープピストゥー」
同様な「レモングラスティー」
都市農業
今回学んだ都市農業は住宅地のど真ん中に現れた大きな畑の中にたてたテントの下で行われた。とても説得力のあるシチュエーションだった。
「生産農地」1.5反で固定資産税は2000円以下、しかし都市としては宅地・商業地にしたほうが課税しやすいのだ。しかしこの生産農地は資産評価しずらく「融資の担保には不向き」であるが、相続のときは簿価評価されるため「相続税」は広ければ広いほど莫大なものになる。高齢化が進み「賃借できる」ようになったがここま数十年。
要は「生産農地」が消費の大きな都市の近くにあれば、二酸化炭素で話題の物流を短くすることができるし、地産地消がとても実現しやすく国民の摂取栄養は高くなるはずだが、「相続」という「時間軸」によりその面積は必然的に減ってしまう、、、チグハグである。
その背景を知るためには、その土地の歴史を知ることからと、高橋さん(金ちゃん)はとても丁寧に説明してくださった。何度も説明して歩いてきたのが話を聞いてよく分かる、野菜ソムリエ界隈には本当に凄い人が多い。
畑見学



高橋さんの畑は色々「変態」なものがあるそうですが、畑初心者には難しいのですが、これは凄い驚いた。世界各地へ行き見つけたものを色々植えてみて、今は南国の植物が越冬はできないものもあるそうですが、育つということ。
モリンガは宮古島からもってきた枝を挿したとおっしゃっていたかなと思います。葉を少しかじってみると、爽やかな香り。「よもぎ」と表現するとすんなり。へーとかホーしか言ってなかったです。
島バナナは身をつけないものの、「バナナの葉」は一定の需要があると出荷されているそうです。(南米料理でも使います!)
- シークワーサーは東京の方がマイルドに感じる。苦みが少ない。これは「紫外線量の違い」なのだそうだ。すぐに地面に植えるのではなく、鉢植えで「順化」させ、越冬させてから地面に植えるのだそうです。優しい。
- ゴーヤ、ハヤトウリ、キクイモ、タラの芽、ミントなどのハーブ。南米原産のイエルバムエナ、モヒートで使うミントも植わっていました。(キューバミント、モヒートミントとか呼ばれているようです)
- のらぼう菜は捨てる分を畑に投げておいたら群生したそうだ。プチヴェール、ローゼル。
- ビニールハウスには、多様な植物園になっていた。島バナナ、サトウキビ、食用ハイビスカス。ハイビスカスは花は咲かない分、花の蜜が残るため甘くて美味しいのだそう!
- 肥料にカブトムシの糞(ヘラクレス!)を使用。椎茸用原木をカブトムシの餌にして、その糞を肥料にする。栗の剥いた皮を干したものなど、循環を意識した活動エリア。
- じゃがいもは通常半分に割って土に埋めるが、秋栽培では腐りやすいため1個使うが、1個丸ごと使ったじゃがいものほうが美味しいそうだ。秋栽培のじゃがいもが美味しいのはこういう理由があると教えてもらった。
出島というじゃがいもの話題がでて嬉しかった。高橋さんが今一押しのじゃがいもは「出島(でじま)」と説明してくれた、出島は栃木で買ってみて感動した品種!
たわわに育つレモングラス
座学の途中、「暑いので水分を摂ってください」と振る舞っていただいた色が濃いレモングラスティー。美味しいなぁ〜と飲んでいると「あれがレモングラス」と眼の前にまんまるく茂ったサムシングを指さして教えてくれた。
これが、あのレモングラスになるとは全く連想できなかったのである。


お昼ごはんにパリタリーさんのお弁当など



東小金井周辺の農園さんを回って一番美味しい状態で調理された野菜料理がたっぷり詰まったお弁当をご用意くださいました。
- にんじんとシークワーサーの和物
- バターナッツかぼちゃ
- マカロニとシャドウクイーン
- おおまさりとナス
- 空芯菜
- ずいき、八つ頭の茎、こんにゃく
- 紅あずま、まだ小金井は紅あずまで寝かせていないのですが、スイートポテト。メープルかけてる。
パリタリーさん (PARITALY-パリタリー- | Come passa il tempo https://paritaly.kitchen/)
そして金ちゃん畑のスープ!!
- 西ゆたかと2種のじゃがいも入り
- スープの上には、バジルオイルを入れるのが一般的なレシピだが、今回はレモングラスをオリーブオイルに漬けたものを入れてくれてたそう。表情が全く変わる。
- レンコンは、コミュニティ東京で土浦のレンコン収穫してきた。
デザートには、耀太郎(きたろう)柿もふるまってくださいました。
最後に「チーム茨城」の話題に。土浦で収穫してきた「あじよしれんこん」なる美味しいれんこんはあまり流通しないが、ほしい人は〜というご案内であった。
とても興味があったが、10月11月のイベント目白押しなので、また今度!
「あじよし」というレンコンはシャキシャキとした食感が特徴だそう。シャキシャキというよりも「シャリシャリ」くらい食感が立っていました。
どうだ!この情報量!!!
改めて野菜ソムリエ、、いや、「農産物」は深いのですね。